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株式の買い方、売り方 |
日本で株式が取引されているのは、「証券取引所」という、株式などの売買が行われている取引所で行うことになります。
ただし、いきなり証券取引所に行き、「トヨタの株を1000株ください。」といっても売ってくれるわけではありません。株式を購入するには、「証券会社」に行き、口座を開設する必要があります。
証券会社では、株式などの売買の仲介(=ブローカー)を行っています。つまり、あなたが、A証券会社に口座を開き、○○の株をいくらで何株買いたいという注文を出したら、証券会社があなたに代行して、証券取引所に注文を出します。そして、売買が行われるという形になります。
また、株式を買ったり売ったりするときにどうやって値段が決まるのかというと、需要と供給により決まります。中学校のときに公民で習ったやつです。
つまり、ある株式を欲しいと思う人が、売りたいと思う人よりも多ければ株価は上がります。逆にみんながいらないと思う株式について株価が下がっていきます。
有名な経済学者ケインズは株式市場のことを「美人投票」とたとえました。つまり、どんなにいい会社の株式(美人)であっても、みんながその会社の株式を美人だと思わなければ株価は上がらない。あなたが、どれだけ美人ではないと考えたとしても、みんながそれを美人だと思えば株価は上がる。と言いました。
つまり、株価は市場の心理により動くというわけです。
株価の見極めについては、また別の項目で説明しますが、まずは、株式は証券会社に口座を作って、その証券会社に注文を出すことで売買ができる。また、株式を購入する値段(=株価)は需要と供給のバランスにより変化すると覚えておいてください。
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